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こだわり人物伝「升田幸三 伝説の棋士」全4回 [将棋]

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NHK教育テレビで毎週水曜のPM10:25からやっている「こだわり人物伝」という番組で今棋士の升田幸三を取り上げて特集しています。
全4回のうち今週が2週目なので後2回あります。興味のある人はぜひ。
面白いです。
番組HP http://www.nhk.or.jp/etv22/wen/summary.html
映画監督でありシナリオ作家もある新藤兼人のシナリオについての本2冊読む。


シナリオの構成

シナリオの構成




作劇術

作劇術

  • 作者: 新藤 兼人
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: 単行本



升田幸三物語 [将棋]


升田幸三物語 (角川文庫)

升田幸三物語 (角川文庫)



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最近の将棋の名人たちの本はある程度読んだのでちょっと以前の名人の本を読んでみようと何気なく選んだのが「升田幸三物語」(升田 幸三(ますだ こうぞう、1918年3月21日 - 1991年4月5日)

当時升田番をしていた人が書いた本で升田幸三の将棋も強いけど愛嬌のある性格と当時の将棋界の様子とともに色んなエピソードを紹介しています。
読む前は全然知らなかったけどこの本読んだら俄然升田ファンになってしまいました。

発言も行動も破天荒的なことが多かったみたいけど愛嬌があるので将棋ファンから愛されたんだろうなと思っ
た。

かなりの量の升田節やエピソードがかかれてますが一番ぐっときたのがこの話。
体を壊したこともあって棋士を引退。(それでも60を超えていた)
老後はを打ったりして楽しんでたところ雑誌の企画で当時アマチェア最強の真剣師小池重明と対戦することに。小池はおじいちゃんになっってよいよい状態の升田相手に余裕しゃくしゃく。周りは「升田先生は小池の強さをわかってるのかな?ちょっとボケがはいっているのかな?」と心配。
対戦が始まっても「久しぶりだからメチャクチャだ」と妙な手を指す升田。

しかし・・・すべては升田の「シャミセン」だった!
その妙な手は引退後も研究開発していた新手でそれに小池が気づいたときはもう遅く勝負は升田の完勝だった。


がっくりする小池に「君は強いけどアマチェアだ。俺がプロだということを忘れとったな」と升田。
升田は小池重明が強いこともわかったうえで勝負を受け全力で叩き潰しにきていたのだった!
そして帰り際に「ありがとう。君は、升田健在を宣伝してくれた。バイバイ」と去っていった。

か、かっこよすぎる升田幸三先生!!

升田本結構あるみたいなので全部読もうと思った。


今日は今から講道館に高専柔道の大会を観戦しにいこうと思ってます。
けど・・・早起きしたので眠い!

「先を読む頭脳 羽生義治」 [将棋]

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プロの棋士が対戦中どうやって考えて将棋を指しているか科学の面から突き詰めてゆく内容の本です。そのプロ棋士の被験者として天 才羽生義治が登場。プロ棋士の凄みを見せ付けてゆきます。一見こ難しそうな本だけどわかりやすくて面白かったです。

作中で人間の頭脳とコンピューターをよく比較させていますがこの時点(2006年の本)でコンピュータは人間にチェスでは勝つが将棋ではまだプロ棋士に勝てないそうです。
ゲームの複雑さではチェス、将棋、囲碁の順になり将棋の複雑さの原因は取った駒を使える点。それが一気に選択肢の幅を広めるのでコンピューターがおっつかない。
あと、人間は「流れ」を読んで展開していくけどコンピューターはその場その場での最善手しか出せないので序盤、中盤に弱いと。

今までの想像だと棋士は展開を読むときあらゆるパターンを読みまくっていると思ってたけど羽生いわく、まず最善手候補をいくつか思い浮かべてその候補の分fだけ読んでいくと。つまりどれだけいらない手を読まないようするかが必要とされる。長考してるときは手をいっぱい読んでるのじゃなくその一手を打つかどうか決心に迷っていることが多いそうです。
そ、そうだったのか・・・もちろんコンピューターは全部の手を読むので時間がかかります。

棋士は特別常人よりすごい能力を持っているわけじゃなくいわば子供のときから将棋版という庭の中ですごしてきてるから経験で展開を読んだり詰め将棋をぱっとつましたりできると羽生さんはゆってますが・・・どう考えてもやっぱすごいってプロ棋士!!

先を読む頭脳

先を読む頭脳

  • 作者: 羽生 善治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/08/24
  • メディア: 単行本



「将棋界 奇々快々」河口俊彦 [将棋]


将棋界 奇々快々 (NHKライブラリー)

将棋界 奇々快々 (NHKライブラリー)



あいかわらず将棋関係の本もちょこちょこ読んでます。「将棋界 奇々快々」。この本はベテラン棋士でもある河口俊彦さんが将棋界に生きる人たちのことを書いたエッセイ集で結構面白かったです。

基本的には昔の強い棋士には(いい意味でも悪い意味でも)個性の強い人が多かったが若手の棋士たちは将棋は強いけど面白みが少ないという話が多いです。
けど将棋ラブを感じる文章なのでいやな感じは全然せず楽しく読めます。

将棋で他の種目と違う部分のひとつが対戦後に当人同士で行う「感想戦」。
今さっき終わった将棋の内容をああだったこうだったと振り返るのだけど他の勝負系種目ではちょっと考えられんと思う。
例えば格闘技だと「あそこでフェイントにあなたがひっかかったから右のパンチでダウンを取れたんですよ」とか?

あと印象に残ったのは強い棋士たちは自分の型みたいなものをもっているという話の中であるゴルフの名手の言葉でそれを表してたとこです。いわく
「信念ある自己流は、確信なき正統派に勝る」だって・・・なんかかっこいい!!

瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか [将棋]


瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか

瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか


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26歳までに四段にならなければ絶対にプロ棋士にはなれずその規定に破れプロを断念した瀬川晶司。しかし奨励会を退会後10年、アマとしてプロ棋士相手に17勝を上げ再びプロを目指す男とその周りの人たちの話です。

といってもかつて特例として26歳以上でプロ入りしたのは一人だけ(それもかなり昔)。それは将棋連盟、そして将棋界全体を相手にする戦いだった。
保守的な将棋連盟なのでプロ入りの件を議題にさせるだけでもおおごとで関係者の苦労が綴られています。
地味な展開も続きますがあきずにスーっと読めました。
そしてプロ棋士への編入試験として六番勝負をとり行うことに決定。ここまでくるだけでも大変だったけどここからプロ棋士相手に3勝以上とらねばならない。
その戦いもきっちりかかれていて読みながら力が入る。
プロ入りがかかった一生に一度の大舞台で瀬川のプレッシャーもきついけど相手するプロ棋士にもそれぞれ期するものがあって負けられない・・・まさに格闘技のような戦い!

3勝あげたあとの会見で瀬川は「ここで泣いたら一生泣き虫と呼ばれる」と涙をこらえたけど自分はジョナサンでランチ食べながらホロホロと泣いてしまいました。
瀬川万歳。


ジャイアント馬場婦人の馬場元子さんがかいた馬場との思い出本「ネェネェ馬場さん」読む。
元子節満載の元子本でした。
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真剣師 小池重明 疾風三十一番勝負 [将棋]


真剣師 小池重明 疾風三十一番勝負

真剣師 小池重明 疾風三十一番勝負




エグいほど強いで!!

エグいほど強いで!!

  • 作者: 亀田 興毅
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本



真剣師小池重明本「真剣師 小池重明 疾風三十一番勝負 」ネットで購入して読む。
前作の「真剣師 小池重明」の続編的作品。というかほとんど前作と内容かぶってます。
多少違うエピソード載ってたりするくらい。
ただ対戦の棋譜がのってるので将棋やる人から見たら面白いのかもです。ほとんどやらないから全然わからんかったです。
あと解説を夢枕獏がかいてるのはよかったです。

「エグいほど強いで!!」は3分の2が写真なんですぐ読み終えれるとこがよかった。

無冠の天才棋士村山聖 [将棋]

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3歳からネフローゼという難病にかかって苦しみ続けさrに膀胱癌で29歳で亡くなった天才棋士村山聖の障害を綴った本「聖(さとし)の青春」最高に感動しました。

棋士を目指してる人たちは年齢制限があるからものすごい焦燥感と戦いながら将棋を指してるだろうけど村山聖の場合は自ら自分が長く生きられない体だろうと自覚して名人位を目指しててその焦燥感は普通の人の比じゃなく思える。年齢じゃなく命自体がかかってるから。

だからこそ命がけで将棋を指し続ける村山聖に感動しさらにその周りにいる家族や師匠、棋士仲間たちとのふれあいに涙しまくりでした。

誰よりも命の尊さを知る村山は自分の髭や爪、さらに部屋にいるダニまでも「せっかく生きてるものを殺せない」とおもうくらい優しすぎる男でボランティアへの寄付や阪神大震災時の義援金等おしみなく大金をだしてたそうです。

癌にかかっても鎮痛剤や抗がん剤を一切拒否し激痛に耐え将棋を指し続けた。(薬の作用で脳や将棋に影響が出ることを考えたため)

結局目指していた名人にはなれなかったけど村山聖は十分名人以上にすごい棋士だったと思います!!


聖(さとし)の青春 (講談社文庫)

聖(さとし)の青春 (講談社文庫)




いまだ投了せずー将棋に命を賭けた男たち [将棋]

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「いまだ投了せずー将棋に命を賭けた男たち」読む。
将棋にとりつかれ人生を賭けた12人の男のノンフィクション。

漫画に真剣師のキャラをちょっとかこうと将棋関係の本読めるだけ読んでるのですが今のとこなかなかはずれがなく大体面白いです。
将棋の本がほかのスポーツ格闘技系のものと違うなと思う点は棋士たち(もしくは棋士志望)の将棋に賭ける想い度がものすごく高い気がするところです。
もう自分には将棋しかない!みたいな情念をビリビリ感じます。
そのせっぱつまり感を作ってる要因のひとつが年齢制限。奨励会に入って20歳で初段、26歳までに4段にならないと強制退会。
26歳以後どれだけ強くなろうと、プロより強かろうともう棋士にはなれないシステムです。
後に名人になるような天才たちは早々とその門をクリアできるけど並の天才たちはそこでふるいにかけられて落とされていく厳しい世界。

そんな世界だからプロになれた人もなれなかった人もみんななんか「濃い」です。
本のタイトルどうり命(というか魂)賭けてるのが伝わってきました。

うーん厳しい。


いまだ投了せず―将棋に命を賭けた男たち

いまだ投了せず―将棋に命を賭けた男たち




風果つる街 [将棋]


風果つる街 (角川文庫)

風果つる街 (角川文庫)



先日真剣師小池重明の本を読んで夢枕獏のかいた「風果つる街」を思い出す。こっちはフィクションだけど真剣師が主人公でしかも小池重明をモデルにしたっぽいキャラとかも出てくる小説。相当前に読んだけど今また読み直したくなって押入れ本棚ひっくり返したけど見つからず。
で図書館やブックオフ回ったらようやく1冊発見して再読。

やはり将棋や真剣師のこと多少でも知って読むと感じるとこも変わってくる気がしました。

この話主人公が60歳くらいのじいさんってとこがまずいい。しかも将棋の腕はそこそこ強いがけんかは弱く、ずるがしこいとこがかっこ悪くてかっこいい。得意技は土下座で油断させといての金的、そして逃走。しびれるなぁ・・・
野垂れ死にのかっこよさとかっこ悪さもしっかりかかれてます。
主人公の元相棒の真剣師の最期の野垂れ死にシーンとかリアルで結構きびしいものがあります。
前編を通してかなり暗くすくわれない話が多いけど将棋しか生きる道がない男たちの生き様&死に様に胸を打たれること必至の1冊。
何度でも読み直したい1冊。
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